天然記念物といえば動物をイメージする人が多いのではないでしょうか。トキやニホンカモシカなどはとくに天然記念物を象徴する存在として広く知られているようです。
動物では21種類の特別天然記念物が指定されています。
有名なところではまずなんといってもトキ、ニホンカモシカ、タンチョウ、コウノトリ、オオサンショウウオといったところでしょうか。すでに野性種が絶滅し、必死の繁殖活動を行っている種類もあります。トキやコウノトリなどはよくニュースになるのでご存知の人も多いでしょう。
アマミノクロウサギ、ライチョウ、アホウドリ、カワウソ、イリオモテヤマネコなども広く知られている天然記念物です。動物園や図鑑などでもおなじみでしょう。
ほかには山口県の八代のツル、鹿児島県のツル、青森県のハクチョウ、千葉県の「鯛の浦」の鯛、富山県のホタルイカ、高知県のオナガドリ、ミカドアゲハ、滋賀県長岡のゲンジボタル、メグロ、ノグチゲラ、カンムリワシなどが特別天然記念物に指定されています。
これら動物は自然破壊や環境の変化、生態系の変化などの影響を強く受けます。繁殖に成功しても野生に戻すのが非常に困難という問題もあります。それだけに、貴重な動物たちが暮らしていけるような自然環境の保護が重要な課題となることでしょう。